TandemLoop — マニュアル
スタートガイド
- TandemLoopへようこそTandemLoopは、Mac、iPad、iPhoneで使えるネイティブAppです。データベースに縛られず、クラウドにも依存せず、デバイス上でタスクとプロジェクトをわかりやすく管理できます。
- 画面の概要MacとiPadでは、TandemLoopの画面はサイドバー、リスト、インスペクタの3列で構成されています。iPhoneでは、サイドバーの代わりにタブバーを使います。この章では、どこに何があるかを説明します。
- 5分でわかるクイックスタート5つのステップでTandemLoopを設定し、タスクの追加、整理、確認の方法を覚えます。各ステップには、あとで詳しく知りたいときのための章へのリンクがあります。
- 基本用語この章では、TandemLoopの重要な用語を簡潔にまとめます。すべての用語と相互参照を含む詳しい用語集は、付録の用語集にあります。
プロジェクトと整理
- 階層を理解するTandemLoopは、作業をわかりやすいツリー構造で整理します。生活の大きな領域から個々のタスクまでの構造です。この5つの階層を一度理解すれば、App内のどこにいても迷わなくなります。
- インボックスとクイック入力インボックスは、すぐに書き留めておきたいものをどこに入れるか決めずに放り込める、すばやい受け皿です。クイック入力を使えば、どんな状況からでもキーを1回押すだけでこの受け皿を開けます。
- エリアエリアはTandemLoopの最上位の階層です。「仕事」「プライベート」「スポーツと健康」など、生活や仕事の大きな領域を表します。フォルダ、プロジェクト、単独タスクなど、ほかのものはすべてエリアの中に置かれます。
- フォルダフォルダは、エリア内に任意で置ける中間の階層です。複数のプロジェクトをテーマごとにまとめたいときに使います。たとえば「仕事」エリアで、すべての顧客プロジェクトを「顧客」フォルダにまとめる、といった使い方です。
- プロジェクトプロジェクトは、複数のタスクで構成される、焦点を絞った取り組みです。製品のリリース、就職活動、自宅のDIYなどが例です。プロジェクトには、共通の目標に関わるものがすべてまとまります。
- マイルストーンマイルストーンは、プロジェクトを段階や中間目標に分けるものです。たとえば大きなプロジェクトを「構想」「実装」「リリース」に分けます。マイルストーンごとにタスクがあり、進捗をはっきり確認できます。
- タスクタスクはTandemLoopにおける作業の最小単位で、実際に片付ける一つひとつの作業です。タスクはインボックスに置いたり、プロジェクトやマイルストーンに直接入れたり、単独タスクとしてエリアに属させたりできます。
- 単独タスク単独タスクは、上位にプロジェクトを持たず、エリアまたはフォルダに直接置かれたタスクです。独自のプロジェクトを立てるほどではないものの、生活のどこかの領域に属する小さな用事に適しています。
- タグタグは階層を持つラベルで、タスク、プロジェクト、マイルストーンにテーマや優先度の印を付けるために使います。エリアやプロジェクトの階層とは異なり、タグを使うと同じ項目を複数の観点から同時に表せます。たとえば「目標」と「今週」の両方を付けられます。
- ドラッグ&ドロップで整理し直すドラッグ&ドロップは、メニューを操作せずに項目を整理し直すいちばん速い方法です。項目を新しい位置や新しい場所にドラッグすると、Appがすぐに反映します。
- 編集:インスペクタとインラインタスク、プロジェクト、マイルストーンには、それぞれ右側にインスペクタがあり、選択した項目のすべてのプロパティを確認して編集できます。さらに、タイトルはサイドバーやリストの中でその場で名前を変更できます。
- 完了とアーカイブ終わった作業がいつまでも表示されていると、気が散ってしまいます。TandemLoopには、段階的に使える2つのしくみがあります。完了(ステータスの変更)と、アーカイブ(設定した期間が過ぎたあとの自動的な移動)です。
ビューのしくみ
- ビューとはビューは、独自のフィルタを持つ名前付きの保存された表示です。タスクがどのエリアやプロジェクトにあるかに関係なく、条件に合うタスクだけを取り出して表示します。
- ビューを作成する新しいビューは数秒で作成できます。名前を付け、何を表示するかを選び、必要に応じてフィルタを設定します。作成したビューはサイドバーに常に表示されます。
- ビューの種類(表示形式)表示形式は、ビューの結果をどのように表示するかを決めます。表示形式は、表示対象がタスクのビューで、ビューエディタの表示形式から選びます。プロジェクトとマイルストーンのビューは、常にリストとして表示されます。
- 表示対象の種類各ビューに表示されるのは、タスク、プロジェクト、マイルストーンのいずれか1種類だけです。表示対象はビューエディタで指定し、いつでも変更できます。
- フィルタルールを理解するフィルタはビューの中核で、どのタスクを表示するかを決めます。各フィルタルールは、フィールドを演算子で値と比較します。ルールはいくつでも組み合わせられます。
- グループ分けグループ分けを使うと、ビューの結果を名前の付いた区分に分けられます。たとえば、すべてのタスクをプロジェクトごと、ステータスごと、期限ごとに分けます。タスクがどのように分かれているかがすぐにわかります。
- 並べ替えTandemLoopでは、ビューに表示されるタスクの順序を細かく指定できます。決まったルールで並べることも、手動で並べることもできます。
- 表示オプションフィルタ、並べ替え、グループ分けのほかに、ビューごとに行やカードに表示する情報と、選択した表示形式の見た目を設定できます。
- ビューを管理するサイドバーにある各ビューのコンテキストメニューから、ビューの編集、名前の変更、削除、並べ替えができます。ビューフォルダを使えば、ビューをわかりやすく整理できます。
- 実践レシピここでは、よく使われるビューの具体的な作り方を6つのレシピで紹介します。各レシピには目的と必要な設定を記載しています。出発点として使い、自由に調整してください。フィルタルールは、ビューエディタの詳細モードで設定します。
AIとの共同作業
- AIツールを接続するTandemLoopにはAIは搭載されていません。Appが用意するのは共同作業のルールです。AIそのものは、自分で選んだ外部のエージェント型ツールで、別途起動してデータフォルダへのアクセスを許可します。
- 自律的かつ継続的に共同作業するAIツールを接続したら(AIツールを接続する)、共同作業を定着させることができます。付属のワーカースキルを使うと、エージェントがデータフォルダの作業を自律的にこなします。必要なときだけ実行することも、バックグラウンドで継続的に動かすこともでき、ほぼリアルタイムで共同作業できます。
- AIのプロジェクトをTandemLoopと直接リンクする特定のプロジェクト(たとえばコードのリポジトリ)ですでにAIツールを使っている場合、データフォルダのパスを毎回エージェントに伝える必要はありません。代わりに、プロジェクトのディレクトリにTandemLoopのデータフォルダへのリンクを作成します。これでエージェントは、コードの「すぐ隣」で共通のタスク基盤を見つけら…
提案のしくみ
- 提案とは提案は、構造化された変更案です。AIやツールがまとめた具体的な手順のリストで、実行される前に内容を確認します。何をするかは自分が決め、システムがそれを実行します。
- 提案が作成されるしくみ提案は外部のAIツールによって作成され、自動的にAppに表示されます。TandemLoopで読み込みや取り込みを行う必要はありません。
- 提案の画面すべての提案は、サイドバーの提案の領域(iPhoneではAIタブ)という1か所にまとまっています。AIが何を提案しているかをひと目で確認し、その場で対応できます。
- カードの読み方各提案は、展開できるカードとして表示されます。カードは明確に区分されています。このセクションでは、どこに何があるかを説明します。
- 提案できる変更提案では、個々のタスクからエリア全体の再編成まで、データフォルダの構成に関するほとんどすべての変更を表現できます。ここでは、何ができるかを説明します。
- 制御と微調整提案は、必ずしもAIが書いたとおりに承認する必要はありません。提案が未処理のあいだは、実行する前に個々の変更の選択を解除したり、カードの中で値を直接調整したり、新しいタスクの追加先を変更したりできます。
- 承認・却下・修正の依頼展開したカードの下部にあるアクションバーで判断します。方法は、承認、却下、修正の依頼の3つです。このバーは、未処理の提案(ステータスが未処理または修正依頼)でのみ表示されます。
- AIと話し合う各提案カードには、会話というチャットが組み込まれています。すぐに最終的な判断をしなくても、ここからAIに質問したり、背景を伝えたり、フィードバックを送ったりできます。メッセージはテキストとして提案に保存されますが、読まれて返信されるのは、外部のAIツールが動作しているときだけです。
- バージョンの履歴とライフサイクル各提案は、明確に定められたライフサイクルをたどります。新しい提案が古い提案を置き換えると、バージョンの履歴ができます。提案がどのように変わってきたかを追える記録です。
詳細と付録
- 設定MacとiPadでは、設定はサイドバーの下部バーにある歯車アイコンから開きます。iPhoneでは、タブの上部にある歯車から開きます。MacとiPadではタブに分かれていて、iPhoneではリストから各ページに移動します。
- キーボードショートカットTandemLoopの多くの操作は、キーボードを使うとすばやく行えます。変更できるショートカットは設定 → キーボードショートカットにあります。それ以外のショートカットは固定で、メニューバーの各メニューに表示されています。
- データフォルダとファイル形式データフォルダ(Markdownの世界では「Vault」とも呼ばれます)は、TandemLoopがすべてのデータを保存するフォルダです。中身はすべてごく普通のテキストファイル(YAMLヘッダ付きのMarkdown)で、設定時に選んだ場所(デバイス上またはiCloud…
- AIエージェントとの共同作業TandemLoopは、外部のAIエージェントが対等なパートナーとして同じデータを扱えるように、最初から設計されています。App自体にはAIは含まれておらず、好きなエージェント型のAIツールを接続して使います(AIツールを接続するを参照)。データフォルダは中身の見えない独自形式ではなく、どのツールでも読めるプレー…
- よくある質問とトラブルシューティングよくある質問への回答と、思いどおりに動かないときに自分で解決するためのヒントをまとめています。
- 用語集TandemLoopの主な用語を五十音順にまとめた一覧です。短い定義と、詳しく説明している章へのリンクを載せています。
- システムとの連携TandemLoopは自分のウインドウの中だけで動くわけではありません。Appリンク、Spotlight、ショートカット、通知、ウィジェット、メニューバー、macOSのサービス、iPhoneとiPadの共有メニューを使うと、どこにいてもタスクにアクセスできます。これらのスイッチはすべて設定の連携にあり、設定したデ…
- サブスクリプションと閲覧専用モードTandemLoopで編集を行うには、有効なサブスクリプションが必要です。サブスクリプションがない場合、Appは閲覧専用モードになり、すべてのデータを見ることはできますが、変更はできません。ここでは、サブスクリプションの内容と、閲覧専用モードでできることを説明します。